料理人報告

佐藤　達夫さん

古くからある柳町の通りに店を構えたのは20代の頃。魚屋に生まれた三男坊は東京へ。築地で出会った親方に習い、ふるさと白石へ戻り開店、昭和50年から現在に至ります。「魚屋にないものを食べてほしい」と、毎日仕入れに出かけるご主人。その日の仕入れ具合でお客さんが来てから料理するというポリシーも、作りたてを食べてもらいたい思いから。海の幸にこだわり、旬のもの、魚介類が好きな自分がまず食べたいものをお客さんへ。美味しい食材を見極め、旨いと喜んでもらえるのが一番と、奥さんと顔を見合わせ笑顔で話します。 毎年行くという浅草の三社祭が楽しみとか。柳町地区の祭りの発起人でもある達夫さん、子どもの声が響き渡る柳町通りを温かく見守る、人情たっぷりの親方さんです。